花椛雪日記2005,6
・ブログから引用。
先週の土曜日、山寺からの帰り道、金売吉次の父といわれている炭焼藤太伝説の唐松観音へ寄道
山形県庁から仙台方向、馬見ヶ崎川を少し遡った所、扇状地の開口部、扇の要の位置にあります。
唐松観音駐車場から山形市内の眺め、左手前の三角の山が千歳山です。
このあたりは子供達が小さかったころ当時渓流釣り解禁が4月でしたので毎年4月の日曜日釣りに来てました。
狙いは上流の釣堀から逃げ出した虹鱒、たまに岩魚も釣れ、水の冷たさも忘れて目印に集中していました。
土曜日、早起きして山寺へ出かけてきました。「閑かさや ・・・」のイメージで黎明から準備を始めたのですがー7℃は寒すぎました。
岩にしみいる・・セミの声はしませんが しみる〜〜凍みる、手がかじかんでシャッターが上手く押せません。
(旧伊藤家住宅・・山村の「縦屋」民家)
山寺芭蕉記念館から山寺の撮影、光線の具合が変わるまで散歩、記念館の向かいに屋根は今風ですが古い型の民家・・以下は玄関の看板の抜粋です。
山形県東田川郡朝日村田麦俣は、いわゆる多層民家の存在するところとして知られているが、そのほとんどは「横屋(よこや)」であり、そして古いものでも江戸末期を遡らない。
同村には「横屋」のみならず、「縦屋(たてや)」も分布するが、その数は極めて少ないとされていた。ところが同村大鳥川流域の砂川、大針の地域には多くの「縦屋」が分布し、またかなり年代を経た古民家が存在していることが最近の調査において明らかになり、にわかに注目されることに至った。
当伊藤家は、砂川における古式の「縦屋」民家の例で、同家が新築するに際してこれを譲り受け、解体、移築し、当初のものに近い形で復元したものである。・・・
上棟年月日は寛保元年(1741)3月26日・・・
謙信公の銅像には近づけません。4尺くらいの台座の上の鷹山公の銅像は膝までの雪で説明の看板はほとんど雪に埋もれて・・・さすがに雪の米沢です。
旗印がなければ、どこの神社か分からなくなるくらい雪が多くて 「ここが上杉神社です!!」
上杉様の旗印だけが目立つ写真になりました。 (2006.1.15撮影)
日曜日の上杉神社、裏門から入ると雪に音が消されて静かな境内・・ピシ、ミシ・・・音のするほうを見ると今にも屋根の雪が落ちそうです。急いでカメラを取り出した時にはドドドォ〜〜少し遅れて連写のシャッターを押す・・なんとか間に合ったみたい。
野鳥を撮る練習が役に立ったようです。鳥さんの撮影は出会い頭が多くて迷わずシャッターを押さないとシャッターチャンスは鳥さんと一緒に逃げて・・・練習はするのですが本番ではなかなか生かせませんでしたが今回は上手くいったようです。
固くしまった雪です、真下にいたら動けなくなったでしょう。雪止めの無い屋根は雪下ろしの手間は省けますが落雪が恐い。
グラスの竿を手入れしながら思い出しました。
元陸上部員だった釣り好きさんと新潟の桃崎浜へ投げ釣りに出かけたときのことです。
カーボンの竿が珍しかったころですから二人ともグラスの竿で私は覚えたばかりのセイフティ投法で90m がやっと・・・
元陸上部員を見ると裸足で裾を捲くり渚から大分離れて竿を構えています。そのまま渚に向かって猛ダッシュ、渚の手前で投げの体制から一気にフィニッシュ・・
飛んでゆくオモリを目で追ったのですが途中で見失いました。
元陸上部員はニコニコでリールを巻きながら「釣れないねぇ〜キスには少し早かったかもよ・・」
あれは槍投げですよ!!
以来、槍投げ投法と呼ぶことになりました。
日曜日、天気のよさに誘われて笹野観音へ来てみたのですが屋根の雪が大量に落ちて山門は通行できません。山門を迂回するように雪道が掘ってありました。
杉木立の中のアジサイは深い雪の中、雪道の下にもアジサイがあったような気がしながら本堂へ・・ひっそり静かに春を待っている姿が印象的でした。
何かに夢中になると家内の言葉に空返事をしているようで
ときどき家内からチェックが入ります
「い〜〜い?」と家内
見ると、ニコニコしながら私の飲みかけのコーヒーカップに
醤油をさそうとしています・・・「や、止めてよ」
家内は私のあわてぶりを見ながらニッコリ
あ〜〜あ、どこかで適当にウン、ウンと言って空返事していたらしい
反省してます。
正月休みに入ってからHPの掲示板へ関係のない投稿の数が増え正月明けから急増、最高で17件を記録しました。
家内にHPの画面を見せて「なにが面白くてこんなことしてるのかなぁ・・」と言ったら「クリックさせてお金儲け、相手はプロだよ」
相手がプロでは勝ち目ないよ・・家内の言い分に妙に納得
年末、掲示板として Joyful Note の設置ができてニッコニコだったのですがやむなく、投稿のチェック後反映機能のついた掲示板に交換することになりました。
サイトに関係のない投稿を人様の目に触れさせないで削除できるのは
良いのですが、画像が使えない、書き込みにくい・・・でも、これで2〜3日PCを触れない日が続いても安心できそうです。
迷惑書込みを前向きにとらえて・・・ずいぶん勉強させられました。お陰さまでPC操作の能力が向上しました・・・
と言えるほど人間ができてません。修行が足りないようで・・・
去年の夏、月山弥陀ヶ原の帰り道に立ち寄ったビジターセンター
見学を終えてロビーで一休み。カウンターの花瓶、ススキの葉だけが生けてある・・・よく見ると葉っぱの上に草の葉細工の虫が3匹とまっている。
近づいて見ると、これが良くできています。写真を撮らしてもらうことにして、フラッシュ撮影・・・周りの人達も気づいてカウンターの前はスーパーのタイムサービスみたいに大にぎわい。
「良かったら、どうぞ!!」と頂いた一匹
あらためて、外の自然光線での撮影になりました。
安久津八幡の三重塔は置賜盆地、高畠にあります。 すぐ近くに古墳(安久津2号古墳)
昔、昔 あるところに・・・の昔話より さらに昔からの地
25年ぶりの大雪、1mくらい積もった雪の上からの撮影(2006.1.4)になりました
手前の大きな池はほとんど雪に埋もれています
4日、三重塔の撮影で安久津八幡の駐車場は除雪されてなくて少し離れた道の駅高畠に駐車しての撮影になりました。
撮影を終え寒さに震えて道の駅に・・・「暖まりますよ、どうぞ!!」 差し出されたのは甘酒、ストーブの前に案内されて甘酒をふ〜ふ〜・・・一息ついて目に入ったのが正月用に咲かせた牡丹の鉢植え、撮影をお願いしたらニッコニコでOK
さりげない心づくしに雪国の暖かい人情を感じる道の駅「高畠」でした。