花椛雪日記2005,6
・ブログから引用。
去年、上杉神社の桜を撮りに行ったときの話しです。上杉記念館で休憩をかねてお茶(有料)にしました。天井の杉の一枚板があまりにみごとでしたので撮影の許可をもらって撮り始めたのです。
内部を見学しながらパチり、パチり玄関まで来て、感じるのです・・視線を・・・刺すほどではないのですが見られているのを感じます。
へんだなぁ〜 と思いつつ靴を履き出ようとしたとき 「お客様〜」
振り返ると お盆を手にした和服のお嬢さん・・お盆の上には請求書・・お茶の代金を支払わないまま出ようとしたようです。撮影に夢中になって すっかり忘れてました。
大失敗だったのですが視線を感じて、その視線を送った主を知ることができ視線は感じることができるのだと実感することになりました。
写真は去年のエドヒガンザクラです。
室内の蓮華草が次々と開花、週末には見ごろになりそうな勢いです。ベランダの2鉢は寒さに耐えて、暖かさで若葉が少し出てきたのですが・・・ここのところの雪の寒さに震えているように見えます。
室内の蓮華草、花のない時期に咲いてくれて、緑と花で楽しませてくれます。
昼休み、ふと見上げるとトンビに一羽のカラスが突っかかっているのです。トンビは獲物らしきものをぶら下げ、カラスの攻撃を避けながら東の方へ。よく見ると、少しずつ高度を上げながらカラスから逃げているのですがカラスのスピードがすこし速いらしくてなかなかトンビは逃げることが出来ないようです。
このままではカラスに獲物を取られそうでしたがしばらくするとトンビの上昇が急に早くなった、カラスがついてゆけない速さで上昇してゆきます。どうやら、上昇気流に乗ったようです。
トンビは羽ばたくのをやめて翼を大きく広げ、軽く旋回しながらサーッと上昇してゆきます。カラスは上昇気流を利用しての飛翔は苦手のようで追いつけないことが分かったのか、トンビを追うのを止め、サッと降下してゆきます。
トンビはカラスに追われながら上昇気流を探していたようです。工場の近くにカラスの大きな棲家があるようで、このあたりはカラスのテリトリーのようでカラスより飛翔速度の速い小型の鷹はよく飛んでくるのですが、トンビを見かけることは少ないのです。勇敢なトンビでした。軽い旋回で上昇を続け、高く高く高度をとってから北のほうへ飛び去りました。
日曜日、小さな春を探して散歩。小川の日当たりの良い斜面に咲いてました。
オオイヌノ・・・は花にふさわしくない名前なので shun38 さんに教えてもらった英名のキャッツアイとしました。もともと帰化植物ですのでそのまま英語名で良いとおもうのですが・・・
雪融け一番に咲いてくれて、花が輝いて見えます。そろそろ花の季節の始まりです。キャッツアイでは名前負けしそうで負けないように美人に撮りたかったのですが・・・
南の窓際に置いた蓮華草が一輪咲き始めました。5つの花の集合体、午前中2つ咲いたところでの撮影・・
花芽が沢山ついてきたので順調に咲いてくれば、しばらくは楽しめそうです。
困った問題、愛猫が蓮華草を食べてるみたい・・・小さなプランターの真ん中付近の風通しがよくなっていて、よく見ると引きちぎられたような跡・・・今朝、愛猫が蓮華草を食べようとしているところを見つけて慌ててガードすることになりました。
蓮華草を3鉢用意して、2鉢はベランダ、1鉢は室内の北向きの窓際に置いてました。ベランダは寒さのため1鉢は少し危ない・・もう一つはなんとか無事に越冬しそうです。
室内の北向きの窓際の蓮華草は日光が足りないらしくてモヤシみたいにヒョロ〜〜と伸びて・・・かわいそうなので南向きの窓際に置いたら一気に成長して花芽がでてきたようで、もう少しで花が咲きそうです。
写真は花芽の出る前の一気に成長している蓮華草です。
もう湖面が見えているだろうと白竜湖へ出かけてきました。少し高いところから撮りたくてブドウ棚のある急坂の下に駐車して除雪されたばかりの坂を上りきったら、除雪はそこまで・・・しまった、カンジキは車の中・・・締った雪の上をそろ〜っと歩くのですが時々踏み抜きます。
天気は良かったのですが少しかすんで見えます。ずっと、ず〜っと昔はこの雪面がすべて湖・・・今は竜のウロコ一枚ほどの大きさ・・・
山形鉄道フラワー長井線の最上川にかかる鉄橋で最上川ビューポイントの一つです。
旧国鉄東海道線の河川橋(揖斐川、木曽川)に架けられた橋を改造して長井線に転用されたもので日本で最初の鉄橋はいまだに現役です。
左沢の日本一公園へ出かけてきました。2年前に来たときは「日本一公園」の大きな看板があったのですが現在は楯山公園(日本一公園)の看板に書き換えられてました。そのまま日本一公園で良かったと思うのですが・・・
最上川がきれいに見えるポイントまでの雪は覚悟していたのですが足跡がない・・・駐車場まで引き返してカンジキを用意してポイントまで一汗かくことになりました。
少し締った積雪の上をカンジキで歩くのは気持ちの良いものです。崖の下から吹き上がってくる風が気持ち良い・・眼下の雪原を最上川が大きく蛇行して手前に町並み、ここは城山で天守閣から眺める殿様の気分・・・
手前の橋、最上橋が工事中のため本来の姿で撮れなかったのは残念・・
写真2枚目は2年前の写真ですが本来の最上橋(昭和15年竣工)の姿です。